おくりびとアカデミー 生徒紹介企画    「My academy」 vol.1

こんにちは! 
おくりびとアカデミー事務局です!

4月の入学式から早いもの2ヶ月が経ち、
涼やかな春からあっという間にむしむしの6月に入りましたね!

生徒たちもアカデミーでの授業にも少しずつ慣れてきたようで、授業中の元気な笑い声や、
プライベートなお話をする姿が見受けられるようになりました。 

そこで今回から、生徒紹介企画「My academy」をリリースさせて頂くことになりました!

「My academy」では、
実際にアカデミーへ入学してみてここまでの感想や
今後の目標について生徒さんへインタビューをし、
生の声をお届けするという企画になります。

想像していたアカデミーとのギャップはないか?

面白い授業は?

きついことは?

等々、かなり突っ込んだ質問をさせて頂きましたので、
少々ボリュームのあるインタビュー内容になっていますが
ご一読頂けたら幸いです。

それでは、第1弾です!

【対象生徒:M.N君】

★本人情報
出身:和歌山県新宮市出身 
年齢:22歳
経歴:関西の国立大学を今年の春に卒業後、おくりびとアカデミーへ入学するために上京。
   将来は、実家の葬祭関連事業の拡大へ貢献したいという明確なビジョンを持つ行動派男子。

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◆事務局スタッフ:
こんにちは、今日は宜しくお願いします。

◇M.N君:
宜しくお願いします。

◆事務局スタッフ:
今日はアカデミーの授業の様子を簡単にインタビューさせて頂きたいと思いますので、
早速質問ですが、その前に、少し痩せました?

◇M.N君:
そうなんですよ!趣味が筋力トレーニングで、学生時代や実家にいるときはたくさんやれていたんですが、
東京へ出てきてなかなかジムへ行けなくてですね。

◆事務局スタッフ:
しっかりご飯食べないと、これから暑くなりますし体調崩しちゃうから気をつけてくださいね!

◇M.N君:
はい!ありがとうございます。

◆事務局スタッフ:
それでは第1問目ですが、入学前の面接時にも伺いましたが、
おくりびとアカデミーへの出願を決めたきっかけや理由を教えてください。

◇M.N君:
実家が葬儀関連の自営業をしているんですが、今後の業界を見据え、
父親から「こんな学校があるけど興味あるか?」と紹介してもらったのが、最初のきっかけです。

◆事務局スタッフ:
それまでに納棺士という存在は知っていましたか?

◇M.N君:
はい、家業が家業なだけに、たくさんの業者さんが出入りする業種ということや、映画の影響もあり、
納棺士という存在は知っていましたが、具体的なお仕事内容などはあまり深くは知りませんでした。

◆事務局スタッフ:
そうだったんですね。  M.N君と初めてお会いしたのは、確か昨年の末頃だったと思いますが
オープンキャンパスでの納棺の儀のデモンストレーションを目が落っこちるんじゃないかというくらい見開いて、
食い入るように見てくれていたのを覚えていますが、初めてアカデミーにきたときの印象はいかがでしたか?

◇M.N君:
あのお着せ替えを見た瞬間に、もうここしかないと心に決めました。先生の美しい所作に完全に魅了されていたのを自分でも覚えています。

◆事務局スタッフ:
やっぱりそうだったんですね(苦笑) 実際に入学から2ヶ月が経ちましたが、感想はいかがですか?

◇M.N君:
僕は結構、アカデミーへの期待値が高い方だったと思うんですが、
実は、あんなお着せ替えが自分にできるのかと不安な気持ちでいっぱいだったんです。 
でも、実際に実技の授業を受けてみると、先生がすごく丁寧に教えてくださったり、
葬祭知識という座学の授業では、体験型の授業で実際のご遺族の気持ちを体験するといった内容の授業で、
自分の心を鷲掴みされたような気持ちになるくらい感動しました。

◆事務局スタッフ:
そんなに心に響く内容だったんですね。逆に苦手な授業はありますか?

◇M.N:
お化粧ですね。最初の頃に2日間でベースメイクの基礎の基礎を教えて頂いただけで、
実際のフューネラルメイクはこれから別の授業で、教えていただけるとのことでしたが、
そもそも化粧品の名前がわからないし、何より他の人のお顔に実際にメイクを施すというのは、すごく緊張しましたね。

◆事務局スタッフ:
そうですよね、特に男性は女性と違って、そもそも化粧品の名前を覚えるところからのスタートですし、
誰かにメイクを施すことはなかなか無いですもんね。ふむふむ。
少し話は変わりますが、授業が休みの日は、どのように過ごしていますか?

◇M.N:
先日、授業がなかった土曜日に5人くらいで焼肉を食べに行ったんです!
入学当初は緊張感が漂っていましたが、今では年齢や性別関係なく気軽に話し合える関係になりました。
やっぱり授業以外の時間でみんなに会うと、なんだが雰囲気も違ったりして楽しいですね。

◆事務局スタッフ:
それは良かったですね! 
一人ではできない実技も多いですし、
仲間と切磋琢磨して学べる環境を自分たちで作れているのは本当に素晴らしいと思いますよ!

さて、質問も残り2つです。

ガラッと内容が変わりますが、
あなたにとっておくりびとアカデミーを漢字一文字で表すとしたら、どのような漢字を選びますか?

◇M.N:
え、漢字ですか? ………………(スマホをいじる)

◆事務局スタッフ:
LINEで調べるところ、可愛いですね(笑)

◇M.N:
すみません、漢字がパッと出てこなくてですね(苦笑)じゃ、じゃあ魅力の「魅」ですかね。

◆事務局スタッフ:
お、なるほど。その理由はなんですか?

◇M.N:
やっぱり、魅力的な学校ですよね。

他に学べる場所がないので。

先生の所作も本当に綺麗で、ただお着せ替えを作業としてやるのではなく、なぜその手技や手順なのか、
1つひとつの意味を丁寧に教えて頂けて、納得感を感じながらインプットができるから、スイスイ入ってくる感覚がするんです。

納棺士って「見せる」んじゃなくて、「魅せる」ことも大事というか、実際自分が「魅せられた」側を経験したからこそ、
こんな納棺師になりたいという目標がはっきりしましたね。 

◆事務局スタッフ:
それでは最後に、今アカデミーに興味を持っていただいている人や、迷っている人たち、
「My academy」を読んでくださっている方々へ一言メッセージをお願いします。

◇M.N:
そうですね、入学を迷う気持ちも、もちろんあると思いますし、僕もそうだったんですけど、
まずは一歩踏み出してみるというか、ちょっとでいいから自分で動いてみることが大切じゃないかなと思いますね。

一度見てみて違うとおもったらその時また考え直せばいいと思うんです。
僕の場合は、一度オープンキャンパスに参加させていただいて、
お着せ替えのデモンストレーションを見せて頂いて心の底から感動しました。 

もうあれが決め手でした。  はい。

◆事務局スタッフ:
繰り返しになりますが、目が”キラッキラ”してましたもんね(笑)

◇M.N:
もうこれしかない。間違いない。という自分の中での迷いが吹っ切れたように感じたのを覚えています。

◆事務局スタッフ:
そうでしたか。
うん、これからまだまだ授業も続きますから、あの時の気持ちを忘れず、
一緒に学んでいきましょうね。  

今日はありがとうございました。
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第1弾は元気な男子生徒さんにインタビューをさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

取材後に卒業後の進路を聞いて見たところ、
卒業後は東京で納棺師として修行し、
将来は新たな葬祭ビジネスを立ち上げたいとのこと。 

次世代の葬祭業界を担う「おくりびと」の形は無限大です。
その形が納棺師であれ、看護師、介護士であっても、いつの日か
「おくりびとアカデミーで学んだんだ」というハイライトが彼の自信に繋がってくれたら幸いです。

次回は、現役女子大生で昼は大学、
夜はアカデミーと二足の草鞋を履く生徒さんの記事をアップさせて頂く予定です! 
是非、ご期待ください!

PS:最後の写真は、備品を運ぶ時も、このような姿勢で体幹を意識して運んでいるそうです。